業務案内
消費者問題について

消費者庁も設立され、時代は消費者保護の流れになっています。
世間一般で広く行われている消費者取引においてすら、消費者保護の流れの中にあっては是認されなくなりつつありますが、昨今では金融商品取引を仮装したいわゆる投資詐欺、アフィリエイトや電子書籍販売で多額の収益を騙る副業詐欺など様々な詐欺的商法が横行しています。
当事務所はこれらの詐欺的商法にあわれてしまった方の被害回復に全力で取り組んでおります。
これらの詐欺にあわれた方の被害回復については着手金無しの、完全成功報酬型の受任プランもご用意しております。
こうした消費者問題は特に当事務所が力を入れて取り組んでいる案件です。
副業詐欺(アフィリエイト・電子書籍販売など)
InstagramやTwitterなどのSNSやYouTubeなどで「本業の月収以上を簡単に稼げる副業」などと謳い、副業ガイドブックを1000~3000円程度で販売したあと、ANYDESKなどの遠隔アプリで消費者金融から借金させられ、高額なサポートプラン料金を騙し取られるという悪質な商法が後を絶ちません。
この手の業者は、全く役に立たないながらも、一応情報を提供しているという形式を取っているため、一見すると合法的な商法に見えます。
しかし、業者が「必ず稼げる」、「収益保証」などと言っていたのなら、そのような勧誘方法は「不実告知」(消費者契約法4条1項1号)、「断定的判断の提供」(消費者契約法4条1項2号)と言い、消費者契約法4条1項柱書によって取り消すことが可能です。
さらに、「業者の強引な勧誘の結果、契約を締結してしまった」という場合には業者に対して詐欺罪による刑事告訴や、 説明義務違反に基づく損害賠償も考えられます。
いずれにせよ現代の消費者保護の社会的な流れの中では、問題解決の方法はいろいろあります。諦めてしまう前に一度ご相談ください。
投資詐欺(FX・バイナリーオプションなど)
FXやバイナリーオプションの被害も拡大しています。「月利◯%以上の利益が出る自動売買システム(EA)」や「プロのトレーダーが代わりに運用する」などと言って、高額なFXツール費用や架空の投資口座へ運用金を振り込むように請求され、多額の金銭を騙し取られるなど、その手口も多様かつ巧妙なものになってきています。
こうした行為はいずれも消費者を騙す詐欺行為ですが、詐欺の立証は難しく、警察では対応してもらえないケースが多いのが現実です。しかし、こうしたケースでもチャージバック制度の利用、振込先口座の名義会社の責任を追求するなど、被害回復・問題解決の方法はいろいろあります。泣き寝入りしてしまう前にぜひご相談ください。
解決までの流れ

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- STEP1
ご相談 - 依頼者様から詳しくお話をお伺いし、問題が生じた経緯、契約書等の確認をさせて頂きます。
一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
- STEP1
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- STEP2
解決策のご提案 - 詐欺被害、金銭トラブルを解決するにはまず、どういった状況なのかを正確に把握することが重要です。
当事務所ではわかりやすく丁寧に解説し、最適な解決策を提案させて頂きます。
- STEP2
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- STEP3
委任契約 - 解決策、弁護士費用等にご納得いただけましたら受任となります。
疑問に思っていることや不安なこと等、どんなことでもお尋ねください。
- STEP3
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- STEP4
通知書・和解交渉 - 対象者へ通知書を送付して、契約の取り消し等を主張して返金を要求します。また、必要に応じて、各種金融機関、クレジットカード会社、決済代行会社とも連携を取りながら依頼者様の被害回復・問題解決に努めます。
- STEP4
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- STEP5
和解成立 - 和解が成立すれば、返還金は弁護士の預かり金口座という銀行口座に入金されます。入金がされましたら、報酬金等を頂いてご依頼者様の指定口座にお振込みさせて頂きます。特に詐欺被害では対象者と和解が成立しても、実際に返還金が入金されるまで安心できませんので、和解成立後も最後まで責任を持ってあたらせていただきます。
※万が一和解が成立しない場合はご依頼者様とご相談の上、訴訟手続や刑事告訴により対応いたします。
- STEP5